The Blue 23歳の僕から15歳の僕へ
あの時15歳だった君は今年で23歳になった。15歳の君は23歳の僕を想像することもしなかっただろう。君はその時感じていた幸せを享受していただろう。
残念な話をすると、君の人生はその後も順風満帆に続いていくということはなかった。大切なものを失い続け、世の中からは事あるごとに理不尽な目にあわされるだろう。悲しみと苦しみは事あるごとに君のそばに寄り添うだろう。
だが、これだけは言わせて欲しい。15歳の君が見てきた景色は、いつまでも君の心の中に留まり続ける。間違いなく。
人は変わり続けることができ、それでいて心の中のある部分は変わらずに在り続ける。
君の幸福を願う。