禁断の多数決について。2
前回は禁断の多数決を知るきっかけについて書きました。
今回はその続きを話します。
あと、前のがきつすぎたのでブログ名を変えました。まあやろうとしていることは変わらないのでよろしくお願いします。
禁断の多数決を知ってからしばらくはその活動を見るともなく見ているという感じでした。
3月に行われたワンマンライブにも、まだ知ったばかりで行ってみようという発想には至りませんでした。
というかワンマン後から数ヶ月の間はグループとしての活動は特に無くて、メンバー個々の活動を追っているような状態でした。
この頃の僕は丁度大学を卒業して大学院に進学するタイミングでした。
まあでも同じ研究室内での進学だし、細かいところはともかくとして、そんなに何かが大きく変わるわけでもないんだろうなという感じでした。
あとは、色々思うところがあって禁酒したりしてました。
そして5月になり、今確認したら5月22日に、高円寺で行われるフリーイベント「長州SHOP大賞」に最初に見つけた禁断の多数決のメンバーであるほげちゃんとリーダーのほうのきかずなりさんがDJで参加する、というのを知りました。
それで無料のイベントだったら行ってみようと思い(結局現地でドリンク代とチェキ代は取られましたが)、大学終わりに高円寺に行くことに決めました。
前の日の夜とかに、「明日本物のほげちゃんを見れるってなんか不思議な感じだな」と思ったことを覚えています。
当日、大学から高円寺に来て、ライブハウス高円寺HIGHにやってきました。
中に入りましたが、もちろん知り合いなんて周りにいないので、自分こんな場所に来ちゃって本当に良かったのかなと思いながら、ステージから一番離れたカウンター付近に一人で陣取っていました。
しばらく待っていると、最初はまばらだった会場に徐々に人が集まり始めました。
そして、いきなり入り口の方からほげちゃんがやってきました。
インスタグラムで何度も見てきた顔だったので、今まで会ったことは無かったけれど直ぐにわかりました(会えば直ぐにわかるって「君の名は。」っぽい。一方的に知ってただけだけですが)。
ほげちゃんは僕の目の前を一旦通り過ぎてから楽屋らしき場所に入って行ったのですが、その後何度かそこから客席の方に出てきていました。
しかも丁度僕の近くにいた人がほげちゃんの友達?だったらしくて、その友達とほげちゃんが話しているのをだいぶ目の前で見てました。
その後もほげちゃんは何度か僕の目の前を通り過ぎていきました。
それにしても、今まで写真でしか見たことなかった人が目の前でうろうろしているってとても不思議な感覚です。
言ってしまえばこの時の僕は怪奇現象を目の当たりにしているような、もしくは映画の世界にでも紛れこんでしまったような気分でした。
ただ、もちろんこの時は僕がほげちゃんのことを一方的に知ってるだけだったので話しかけたりはできませんでした。
そして、ほげちゃんのDJの出番がやってきて、最初はちょっと戸惑ったのですがほげちゃんをなるべく前で見ることにしました。
曲は知ってるのがあったりなかったりしたのですが、それでも結構楽しめたと思います。
そして、ほうのきさんのDJの時にもほげちゃんが禁断の多数決の曲を歌ってくれました。
実を言うと、その頃の僕はこれだけ語っておいて禁断の多数決の曲をちょっとしか知らなくて有名な曲もうろ覚えだったのですが、それでもその場では周りの人と一緒になって凄い盛り上がれたのを覚えています。
チェキに関してはだいぶ迷ったのですが、撮ってもらうことにしました。
ただ、他の人達はもう何度もほげちゃんとは会っているみたいで、それがほげちゃんと一緒に撮っている時にはっきりわかるので、初対面の自分がこんなことやっていいのかなと思いました。
それでも、列に並んでその内に自分の番になり、やっぱり自分からはなかなか上手く話せなかったのですが、ほげちゃんは初対面の僕にも笑顔で接してくれたし、撮影の後も「ありがとう。」と言ってくれました。
僕は(この子本当にいい人だな。会いに来て良かった)と心から思えました。
で、僕のこの経験を踏まえて、もしでこの文章を読んでいるほげちゃんファンの人がいたとして、もし会ってチェキとか撮ってみたいけど初対面でも大丈夫かなと思って迷っているとしたら、思い切ってイベントに参加して会ってみることをおすすめします。
ほげちゃんは初対面でも本当に優しく接してくれます。
ほげちゃん本人もTwitterのリプライとかでほげちゃんに会いたいって言った人にイベント来たら会えるので是非来てくださいってよく返しているみたいなので、会いたいと思ったら会いに行くのが一番です。
こんなわけで僕はほげちゃんに実際に会えたわけですが、その後の自分の変化として、自分の考え方が変わっていく最初の出来事となっただけでなく、どこか感情的にもくるものがあったみたいで、この出来事以降信じられないくらい涙もろくなりました。
それまで感動して泣くようなことはほぼなかったのですが、今ではふとした時に涙を流すようになりました。
ほげちゃんと会ってから2日くらい経って急に泣くようになったと記憶しています。
何で自分がそうなったのかを上手く言葉にするのは難しいと思います。
さっきちょろっと君の名は。の名前を出しましたが、君の名は。の主題歌の「なんでもないや」の歌詞の中にこんな一節が出てきます。
嬉しくて泣くのは 悲しくて笑うのは 僕(君)の心が僕(君)を追い越したんだよ
言うなればこれに近い感覚だと思います。なんというか、心が僕自身を追い越してしまったような。
少なくとも言えるのは、僕は今まで知らなかった新しい形の「幸せ」みたいなものを見つけられたんじゃないかな、ということです。
すっかり話が大袈裟になってしまいました。
もう一つ、ほげちゃんと会った後から、今まで閲覧用にしか使っていなかったインスタグラムに自分で写真を投稿するようになりました。
ほげちゃんに会った後にインスタグラムを見ていたらほげちゃんと撮ったチェキを投稿している人を見つけて、ふと思い立って僕もそれに倣って自分とほげちゃんで撮ったチェキを投稿してみました。
そうしたらほげちゃん本人から「いいね」を頂いてしまいました。
ほげちゃんは本当に偉大です。
感謝しています。
こんなわけで「いいね」をもらう喜びに目覚めてしまった僕は、いやこんな不純な動機ばかりが理由ではないつもりですが、そういえば旅行とかで撮り貯めた写真もいっぱいあるし、そういう写真を投稿して色んな人に楽しんでもらうのもいいかな、と思い投稿を始めました。
インスタグラムについてはその内にもっと詳しい話が出来ればと思いますが、今回のことがきっかけになっていることは事実です。
というわけで今回は禁断の多数決のメンバーと最初にあった時の話をしました。
僕と禁断の多数決にまつわるエピソードはもうしばらく続く予定ですのでよろしくお願いします。